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2016年7月2日(土) 14:00〜17:00 主催:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
◆日時:2016年7月2日 14:00〜17:00(13:30受付・開場)
◆会場:明治大学・駿河台キャンパス リバティタワー教室1163(千代田区神田駿河台1-1)
◆参加費:無料
◆申し込み先:http://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2016/0702_6057.html

スマートフォンやパソコン、携帯電話。
私たちが、日々、何気なく利用しているモノを作るために、多くの人の命が削られています。

鉱物資源が豊富なアフリカ・コンゴ民主共和国では、金や銅、タンタル、コバルトなどを採掘するために、今も4万人の子どもたちが、死亡事故が頻発するような危険な鉱山で働いています。採掘に潜む問題は児童労働にとどまりません。資源の取引から得られた利益が、武装勢力の資金源として使われ、同国で続く長年の紛争を長期化させています。

コンゴで採掘された資源は、複雑な調達過程を経て、世界中の企業に提供されています。私たちが利用しているスマートフォンにも使われているかもしれません。政府はもちろん、企業、そして私たち消費者の行動がこの問題に深く関わっています。

当日は、採掘にまつわる人権問題の実態、こうした問題に対する企業の取り組みをお伝えします。私たち一人ひとりに何ができるかを一緒に考えませんか。

【プログラム】

● 各パネリストからの発表
1. NGOからの報告:アムネスティ・インターナショナル日本
2. NGOからの報告:田中滋 / アジア太平洋資料センター(PARC)事務局スタッフ・理事
ドキュメンタリー「スマホの真実〜紛争鉱物と環境破壊とのつながり」上映/35分(制作:PARC、2016年)
3. 企業からの報告:山田富士子 / シチズンビジネスエキスパート株式会社 シチズン史料室リーダー

● パネルディスカッションとQ&A

● レッドカードアクション
国際労働機関(ILO)が、現在、世界中で展開しているアクションです。児童労働に反対する意思を表明するレッドカードを一人ひとりが掲げ、みんなで写真撮影をします。

【ゲスト・プロフィール】

● 田中滋(たなか・しげる)
特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC) 事務局スタッフ・理事。早稲田大学卒業後、米国コーネル大学にて学び、環境NGOの勤務を経て現職。「モノから見えるグローバリゼーション」をテーマに、採掘企業による主に途上国での環境破壊や人権侵害を調査・研究。これまでにフィリピン、エクアドル、コンゴ民主共和国などの採掘地を訪問・取材。その成果を2016年春に教材DVD『スマホの真実』として発表。

● 山田富士子(やまだ・ふじこ)
シチズンビジネスエキスパート株式会社 シチズン史料室リーダー。1985年シチズン時計入社。1986年当時、時計事業部初の女性営業職となり、後に商品企画部門、研究開発部門を経て、2007年から2015年までCSR室に在籍。シチズンミュージアム設立メンバーとして昨年9月より現職。英国IEMA認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。養護施設の子どもたちを支援するボランティア、自然観察指導員など社会課題への対応が仕事に活きている。

終了したイベントのため申込はできません。
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